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2024.07.11
効果的な空間の仕切り方
今回は、オフィスの間仕切りについてご紹介いたします。
人員の増加やWEB会議の普及により、会議室が足りない…
事務室の空いているスペースを有効活用したい!
用途を制限せずに空間を仕切りたい
そんなときに効果的な「空間の仕切り方」について、こちらの記事で詳しく解説していきます。
しっかりと空間を仕切る方法
オフィスの空間を天井までしっかりと仕切るには、「造作壁」「パーテーション」の大きくわけて2つの方法があります。
用途や希望のデザインによってどちらを選ぶか重要になってきます。
どちらも中に吸音材をいれ遮音性能を高めることができ、会議室や執務スペース等、周りと区切られた空間をつくりたい場合におすすめです。
造作壁
軽量鉄骨(LGS)や木材を使用して壁をつくります。自由度が高く、デザインと機能性を兼ね備えています。
木目柄のクロスがアクセントになっています。中に下地をいれることでモニターやホワイトボードの取付も可能です。
間仕切りの中に吸音材をいれることで、隣の部屋から声が聞こえないようにしました。コンセントの位置も変更可能です。
メリット
・デザインの自由度が高い
・サイズはオーダーメイドでつくることができる
・機能面が豊富
デメリット
・工期がかかる
・撤去する際にすべて取り壊しが必要になる
ハイパーテーション
造作壁に比べて短期間で施工可能です。移設やレイアウト変更も可能なため、賃貸物件にもおすすめです。
パネルの中に吸音材を入れ、扉は床面との隙間をふさぐドアボトムつきです。ランマはパネルでふさぐか、オープンどちらかお選びいただけます。
中間のパネルをガラス仕様にし、中の様子をみることができます。隙間はコーキングしており密閉性を高めています。
メリット
・工期が短い
・パネル、ガラス、スチール等用途にあわせて選ぶことができる
・移設して別の場所に設置することができる
デメリット
・造作壁よりもデザインの自由度がない
・材料によっては造作壁よりもコストがかかる場合がある
ゆるやかに空間を仕切る方法
最近ではフリーアドレスやABWの働き方が増えた影響で、エリアの境界線が曖昧になってきています。
ゆるやかな仕切りであえて開放的な空間にすることで、人の気配を感じることができアイデアがひらめきやすくなります。
ローパーテーション
用途にあわせて高さや横幅を選ぶことができ、手軽に空間を仕切ることが可能です。キャスターつきやホワイトボード仕様のものもあります。
ローパーテーションは種類も多く、どんなサイズを選んだらよいかわからない…という方もいらっしゃると思います。
「サイズ一覧」もぜひ参考にしてください。
オフィス家具
保管庫やロッカーを並べて空間を仕切ります。共有物を置くことで、コミュニケーションも活性化します。
個人用のパーソナルロッカーは、出入り口と執務スペースの間に置くことで、動線もスムーズになります。
保管庫の中には共有で使用する資料を置くことで、さまざまな人が行き交い会話が生まれます。
グリーン
ボックス型やパーテーション型、プランター型など空間にあわせてさまざまなアレンジがご用意できます。圧迫感が少なく、オフィスに癒しの効果をもたらします。
パーテーション型のフェイクグリーンで、開放感も持ち合わせた打ち合わせスペースをつくることができます。
デスク周りにグリーンを置くことで、リフレッシュ効果が高まります。
集中ブース
集中ブース
オフィスに集中できる個室空間を整え、用途にあわせた使い方で業務効率を高めます。完全個室よりも半個室のものが増えてきています。
周囲からの視線を遮るパネルで集中して作業を行うことができます。座面下にはコンセントがついているため、充電しながらの作業も可能です。
かまくらのような形状で、お互いの声が聞き取りやすいです。オープンな出入口のため気軽に利用ができます。
どんな仕様でオフィスの空間を仕切るかによって印象が大きく変わります。
また、空間を仕切る際は、スイッチの位置や照明の数、空調の有無、消防法等確認が必要なこともでてきます。
とやまオフィススペースでは、つくりたいオフィスのイメージや寸法から、お客様にあわせた空間づくりのお手伝いをしております。
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