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2024.04.23

オフィスチェアの選び方

オフィスチェアの買い替えをするとき、みなさんはなにを参考にしていますか？
デザインや価格で選ばれる方も多いかと思いますが、長時間のデスクワークを快適に行うことのできるチェアを選ぶことで、従業員のモチベーションもぐっとあがります。
今回は「オフィスチェアの選び方のポイント」をご紹介いたします。

3つのポイント！

・正しい姿勢を保つ「S字カーブ」

・適切なサイズに変更できる「調整機能」

・使用する空間との相性

Point①　正しい姿勢を保つ「S字カーブ」

正しい姿勢チェックリスト

☑　座面の奥まで深く腰掛ける
☑　骨盤上部をしっかり背もたれにつける
☑　かかとは床につける
☑　太ももの上部を水平、ひざ下は床と直角に

人間は立った時、背骨が「S字」になっています。デスクワークで長時間座り「S字」の形が崩れると、バランスの崩れた座り姿勢で腰や肩に負担がかかり、肩こりや背中の痛みが発生します。座ったままでも自然に「S字」を保つことで、疲労を起こす原因を減らすことができます。ランバーサポート機能がついたチェアを選ぶことで、腰部分の骨盤を支え、良い姿勢を楽に保つことができます。「正しい座り方」をすれば、より仕事がはかどります！

Point②　適切なサイズに変更できる「調整機能」

人によって体格差はさまざまです。利用者の体格にあわせて柔軟に調整できるチェアを選定すると人員変更の際も安心できます。

体格差への対応

座奥行調整

座面の奥行を調整することで、自分の太ももの長さに合わせて深く腰掛けることができます。

上下調節

「身長×0.25cm」が座面の高さの目安です。かかとが床にしっかりつく高さに合わせましょう。

可動肘

肘を自然に置ける位置に調整し、体への負担を減らします。

ロッキングの種類

シンクロロッキング

もたれかかった際に、背もたれと座面が連動して可動します。スタンダードなロッキング機能で、多くのチェアに採用されています。

くるぶし支点のシンクロロッキング

通常のロッキングよりも姿勢変化の追従性に優れています。ダイナミックでスムーズな動きに対応しています。

シートスライド機能

背もたれと座面が連動し、座面が前にスライドします。チェアと腰の隙間ができにくく、しっかり身体を支えることができます。

Point③　使用する空間との相性

チェアを選ぶときに見落としがちな「有効下肢寸法」
組み合わせによってはデスクの下に収まらないこともあります。
デスクの下に収まらないと、チェアとの間に隙間ができるため正しい姿勢を保つことが難しくなります。
　
チェアの脚幅、肘、座面の高さは確認しておきましょう！

床材にあわせたキャスターの材質

ナイロンキャスター

オフィスチェアに標準でついています。タイルカーペット等やわらかい素材の床に適しています。

ウレタンキャスター

硬い床(Pタイルやフローリング)に適しています。ブレーキ付は、非着座時に不用意に動くのを防ぎます。

ゴムキャスター

滑りやすいタイルや、凹凸のあるコンクリート床に適しています。

背もたれ素材の違い

クッション素材

座った時に背中をしっかりと支え、包み込むような柔らかさがあります。

メッシュ素材

通気性がよく、夏場でも蒸れにくく快適に座っていただくことができます。

樹脂素材

メンテナンス性が高く、不特定多数の人が座るシーンにおすすめです。

おすすめチェア

BeneS(べネス)

背筋をまっすぐに「楽に保つ」ために生まれたチェアです。
わずかに前に傾く「前傾シート」、お尻を包み込む「坐骨ポケット」、しなやかにフィットする「三次元フィット形状」等多くの機能を備えているチェアです。S字カーブの背もたれはデザイン性も高く、従来のクッションタイプに加えて、今年からメッシュタイプも登場しました。
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Fita(フィータ)

タスクチェア最小クラスのコンパクト脚は、横幅110cmの片袖机にも無理なくおさめることができます。身体のラインが透けにくい質感の良いメッシュ素材の背もたれは、ゆったりと座れる背幅でどんな体格の方でも快適に座っていただけます。
カラーバリエーションも多く、どんな空間でもマッチしやすいです。
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